ちろの目  その2

翌日(木曜日)朝、
どれだけ回復しているかと期待してちろを見て
叫びそうになった。

前夜に取れたように見えた白い濁りが、さらにひどくなって覆っていた。
結膜の充血も増強している。

でも、昨夜の点眼から時間が経過したせいかな
など、自分に都合よく言い聞かせながら仕事に。

夕方、帰宅し真っ先にちろを確認すると
全く良くなっていない。

昨日の獣医師には5日から1週間様子を見て再来するように言われていたのだが
とてもそんなには待っていられない。

再び病院へ。
内心の願いどおり、前日とは違う医師が診てくれた。

「目が飛び出してきているように見えるんですけれど、、、、」
眼圧を測定することになった。
信じられないような高い値。

血液検査と、超音波検査もしてくれた。

診断の結果は、緑内障。

緑内障。。。。。。。。。犬のことはわからないけれど
人間では、よく糖尿病の合併症で発生して失明にいたる怖い病気。

緑内障の原因はいろいろあるのだが
ちろの場合、検査データや超音波画像から特に特定はできなかった。

右目の摘出を考えれば、先天的なものかもしれない。


とにかく、一刻も早く眼圧を下げる必要があった。
硝子体の中の水を血中に逃すために、浸透圧を利用する。
そのための点滴がすぐに開始された。

ちろは、眼圧を測定する前にさした麻酔の点眼によって
痛みが消失しているらしく、久々に大きくお目目を見開いていて
なんだか元気になったように見えた。

点滴が終われば眼圧が下がり、
ちろの視力は回復するに違いない

と、このときは疑わなかった。

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点滴後、緑内障治療の点眼薬と内服液が追加処方され
帰宅。

居間でちろを放と、動きを見てみる。

あっちでこつん。こっちでこつん。
そして、まいきむの気配があるのに見えない不安で
あぉ~~ん、あぉ~んって鳴きはじめる。

まだまだこれから。
きっと良くなるよ。
自分に言い聞かせるように、ちろに話しかける。

一人では不安で不安で、札幌のmarimoさんにメールしてしまった。
結局は、ただmarimoさんに心配をかけてしまっただけなのにね。

幸いなことに、食欲はあるんだ。

ちろ、まいきむは、絶対見放したりしないからね。


つづく
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by cocokim | 2011-07-16 15:28 | ちろの目